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海外決済サービス「Z.com Payment」
簡単に取引をオンライン化できる「メールリンク決済」を追加
~BtoB・BtoC取引で、オンラインでのカード決済が簡単に~

2016年10月27日

報道関係各位

GMOペイメントゲートウェイ株式会社

GMOインターネットグループにおいて、総合的な決済関連サービス及び金融関連サービスを展開するGMOペイメントゲートウェイ株式会社(東証一部:証券コード 3769、代表取締役社長:相浦 一成 以下、GMO-PG)は、海外に現地法人を持つ日本のEC事業者向け海外決済サービス「Z.com Payment」において、BtoBやBtoC取引をオンライン化できるクレジットカード決済機能「メールリンク決済」を、本日2016年10月27日(木)に追加いたしました(*1)
「メールリンク決済」は、購入者の注文方法に関わらず、注文ごとに「Z.com Payment」より「決済画面」URLを発行し、そのURLを購入者にメール等で送付することで、オンラインでのクレジットカード決済を可能とする機能です。これにより、BtoB事業者をはじめこれからEC展開を行いたいリアル店舗など、本格的なECサイトを完備していなくてもオンラインでの決済が可能(*2)となり、スピーディーな取引が実現します。

(*1)「Z.com Payment」対象国(シンガポール、タイ、マレーシア、香港、台湾)に対応(2016年10月現在)
(*2)対象国のアクワイアラーや決済代行業者等の審査が必要となります。

簡単に取引をオンライン化できる「メールリンク決済」

※対象国によって「決済画面」が異なります。上記の「決済画面」は台湾における購入者の決済情報入力画面サンプルです。

【「Z.com Payment」の「メールリンク決済」について】

「メールリンク決済」は、以下のフローで簡単にクレジットカード決済による取引のオンライン化が実現できる機能です。BtoB、BtoCの事業形態を問わず、海外に現地法人を有する日系企業向けに提供いたします。

<「メールリンク決済」のフロー>

(1)購入者(法人・個人)は、webサイト、電話、SNSメッセージ、メールなどで商品注文ができます。
(2)事業者は、購入者の注文情報(氏名・メールアドレス・購入金額など)を、「Z.com Payment」の管理画面に入力します。
(3)購入者のメールアドレス宛に、「Z.com Payment」から「決済画面」のURLを記載したメールが送付されます。なお、SNSメッセージからの注文の場合は、「Z.com Payment」から「決済画面」のURLを記載したメールを事業者に送付し、事業者がそのURLをSNSメッセージ等で購入者へ送るといった運用も可能です。
(4)購入者はURLから遷移した「決済画面」にクレジットカード情報等を入力することで、支払いが完了します。

■事業者のメリット

・決済システムが構築された本格的なECサイトを持たなくても、BtoBやBtoC取引のオンラインクレジットカード決済が可能となります。
・BtoB取引においては、クレジットカード会社が取引先の与信を行うため、事業者が新規取引先の与信管理を行う必要はなく、売上代金の未回収リスクも軽減できます。
・購入者は「Z.com Payment」が提供する「決済画面」に直接クレジットカード情報を入力するため、事業者は購入者のクレジットカード情報の非保持化が実現します。

■購入者のメリット

・注文後に代金を指定の銀行口座へ振り込むなどの手間がなく、オンライン上でスムーズに決済が完了します。
・BtoB取引でもクレジットカード決済が可能となるため、急な資金の準備は不要となります。

【「メールリンク決済」提供開始の背景】

昨今、海外でビジネスを展開する日系企業が増加しており、東・東南アジア地域で現地法人を設立している日本の企業は約1万1,000社(*3)に上ります。
こうした日系企業のうち、BtoB事業者においては、売上債権の回収の手間や未回収リスク、取引先の与信管理にかかる手間の軽減といった課題を解決できる、クレジットカード決済による取引が求められています。
一方、BtoC事業者においては、リアル店舗での対面販売だけでなく、「オンラインでも販売したい」「電話やSNSメッセージなどからの注文にも対応したい」といった要望を持っています。
しかしながら、新たなEC展開や決済システムの構築には手間やコストがかかることから、導入が難しいのが現状です。そこでGMO-PGは、海外決済サービス「Z.com Payment」において、本格的なECサイトを持たなくても、クレジットカード決済によるオンライン取引が可能となる「メールリンク決済」を追加いたしました。

(*3) 外務省「海外在留邦人数調査統計 平成28年要約版」、株式会社東洋経済新報社「海外進出企業総覧 国別(2016)」より、タイ・インドネシア・ベトナム・フィリピン・マレーシア・台湾・シンガポール・香港の日系企業現地法人数をGMO-PGが算出。

【「Z.com Payment」について】(URL:https://www.gmo-pg.com/service/global/z-com-payment/

「Z.com Payment」は、海外に現地法人を設立し、本格的に海外展開を図る日本のEC事業者向けの海外決済サービスです。各国の現地通貨でのクレジットカード決済に加え、現地のニーズに応じた決済手段を提供しており、現在、シンガポール、タイ、マレーシア、香港、台湾の各国・地域でサービスを展開しております(*4)
「Z.com Payment」では、GMO-PGが交渉から運用まで日本語でサポートし、サービス利用各国の現地通貨で売上金を入金するため、初めて海外展開を行うEC事業者も安心してご利用いただけます。
また、決済サービスの提供にとどまらず、EC事業を行う際に必要となる物流やプロモーション、マーケティング等についても、各国の現地事業者とタイアップし、海外展開に最適なソリューションを提案いたします。

(*4)クレジットカードブランドのクロスボーダー取引の制約や海外各国の法律などに抵触しない範囲でのご提供となります。

z.comイメージ

【GMOペイメントゲートウェイ株式会社について】

GMO-PGは、ネットショップやデジタルコンテンツなどのオンライン事業者、NHKや定期購入など月額料金課金型の事業者、並びに日本年金機構や東京都等の公的機関など7万2,569店舗(GMO-PGグループ2016年6月現在)の加盟店に総合的な決済関連サービスを提供しています。
決済サービスを中心に、加盟店の売上向上に資するweb広告サービス等の付加価値サービスや、加盟店の成長を資金面からサポートする融資等の金融関連サービスの提供、海外決済サービスの提供をはじめとする海外事業などを行い、年間決済処理金額は1.8兆円を超えています。
GMO-PGは、消費者と事業者にとって安全性が高く便利な決済を実現し、決済プロセスのインフラになることを目指しています。今後も決済業界のリーディングカンパニーとして、FinTechなど新たなイノベーションを牽引し、日本のEC化率の向上に貢献してまいります。

関連URL
GMO-PG コーポレートサイト
URL : http://corp.gmo-pg.com/
GMO-PG サービスサイト
URL : http://www.gmo-pg.com/
【報道関係お問い合わせ先】
GMOペイメントゲートウェイ株式会社 企業価値創造戦略 統括本部
TEL
03-3464-0182
FAX
03-3464-2387
E-mail
ir@gmo-pg.com
GMOインターネット株式会社 グループ広報・IR部 石井・島田
TEL
03-5456-2695
E-mail
pr@gmo.jp
【サービスに関するお問い合わせ先】
GMOペイメントゲートウェイ株式会社 グローバル・ビジネス統括部
TEL
03-3464-2381
FAX
03-3464-2387
E-mail
globalbusiness@gmo-pg.com

【GMOペイメントゲートウェイ株式会社】(URL: https://corp.gmo-pg.com/

会社名

GMOペイメントゲートウェイ株式会社 (東証第一部 証券コード:3769)

所在地 東京都渋谷区道玄坂1丁目14番6号 ヒューマックス渋谷ビル
代表者 代表取締役社長 相浦 一成
事業内容 ■総合的な決済関連サービス及び金融関連サービス
資本金 47億1,200万円

【GMOインターネット株式会社】(URL: https://www.gmo.jp/

会社名 GMOインターネット株式会社(東証第一部 証券コード:9449)
所在地 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者 代表取締役会長兼社長・グループ代表 熊谷 正寿
事業内容 ■インターネットインフラ事業
■インターネット広告・メディア事業
■インターネット証券事業
■モバイルエンターテイメント事業
資本金 50億円

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